ハイブリッド車を買う意味
ハイブリッド車に意味があるだろうか。
燃費の数値からはたしかに意味はあるように見えるが、ハイブリッド車は部品点数が多いので、ハイブリッド車では無い車より車両本体価格は高くなる。その高くなった価格を改善された燃費により相殺するのはいつかと考えると、実用的な意味の判断ができると思う。
たとえば、トヨタ車の最新ハイブリッド アクア(1500cc)と同クラスのカローラセダン(1500cc)を比べるとしよう。アクアはGグレード、カローラセダンもGグレードとすると、
その車両本体価格差は \1,850,000 - \1,670,000 = \180,000 である。
補助金で得する金額もあるのだが、どちらも大差はなくアクアの方が1万円ほどお得とは言えるが、誤差範囲だろう。
10.15モードでアクアは 36Km/L カローラセダンは 20Km/L である。つまり、アクアは燃料消費(燃費)がカローラセダンの0.56倍で済むことになる。
<ガソリンが140円で固定の場合>
【10.15燃費で比較する場合】
ガソリンが140円で固定だったとすると、5万キロ走った燃費は
カローラセダンでは、
50,000Km/(20Km/L) * \140 ≒ \350,000 となる。
アクアはその 0.54倍なので
\350,000 * 0.56 ≒ \189,000 となる。
その価格差は
\350,000 - \189,000 = \196,000
となり、アクアを買う意味は、5万キロほど走ることで価格差\180,000
に見合う燃費の恩恵を得られることになろう。
【実燃費で比較する場合】
ネット上から集計した実燃費では
アクア 27Km/L
カローラセダン 14.6Km/L
となり、燃費の比は 0.54倍で、10.15燃費で比較した値と同じである。
もちろん、カローラセダンとアクアは同じものでは無いので単純な比較はできないし、ガソリンの価格がずっと\140/L と言うこともあり得ないので上記の計算は単なる指標でしかない。
また、これからのガソリン価格を長期の期間に渡って予測するのは困難だが、長期間に渡っては一時的に下がることはあってもこれまでの傾向から言えば上がる傾向だと思う。その意味では、ガソリン価格が上がれば上がるほどハイブリッド車を選ぶ意味はある。つまり、ガソリン価格が上がるほど価格差に見合う燃費の恩恵を得られるまでの走行距離が短くて済むということだ。
1年1万キロを走り、5年以上乗ることが確実ならばカローラを選ばずアクアを選ぶのは十分にある選択肢と思えてきた。
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